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歯周病治療
痛みのないまま進行し
歯が抜けてしまう病気
日本人の歯を失う原因の第１位と言われる歯周病。30代以上の3人に2人が歯周病と言われています。歯肉が赤くなったり、腫れたりしますが痛みはほとんどの場合ありません。気づかないうちに進行し、歯を抜かなければならない場合もあります。手遅れになる前に早めの対処が必要です。
こんな症状はありませんか？
“体から出ている赤信号”
- 歯を磨くと血が出る
- 歯茎が腫れている
- 歯が揺れる
- 朝起きると
口がネバつく - 口臭が気になる
- 歯が長くなった
気がする - 糖尿病にかかっている
- 疲れると歯が痛む
歯周病は細菌感染症
ギネス世界記録に認定された
人類史上最も感染者数が
多い感染症
歯周病の原因は歯周病菌で、歯に付着したプラーク（細菌のかたまり）によって引き起こされる感染症の一種です。人類史上もっとも感染者数の多い感染症として、ギネス世界記録に認定されています。他にも噛み合わせ、生活習慣に問題があると歯周病のリスクが高まり、進行が早くなります。
早期発見早期治療が大切！
“歯周病の進行”
歯ぐきが出血!?
歯肉炎
歯ぐきのみ炎症がある状態で、骨には影響がありません。適切なケアで健康な状態に戻せます。
歯周ポケット!?
軽度歯周炎
歯肉炎が進行すると歯ぐきが腫れ、溝が深くなります。歯磨き時に出血し、骨の減少も見られます。
歯が長く見える?
中度歯周炎
歯を支える骨が半分ほど溶け、歯ぐきが後退して歯が長く見え、歯が揺れて硬いものが噛みにくくなります。
歯がぐらつく!?
重度歯周炎
歯を支える骨の2/3が失われ、しっかり噛めなくなります。歯ぐきから膿が出て口臭も強くなります。
“歯周病の原因”
プラーク！歯石！生活習慣！
プラーク
プラーク（歯垢）は生きた細菌のかたまりで、1mgに1億個以上含まれます。歯周病菌が毒素を出し、歯ぐきを腫らしたり骨を溶かします。
歯石
プラークを放置すると約2週間で歯石になり、歯みがきでは落とせません。細菌は歯石を足がかりに奥へ進み歯周病を悪化させます。
生活習慣
喫煙、ストレス、悪い食習慣などが抵抗力を低下させ、歯周病菌と戦う力が弱まり、歯周病が悪化しやすくなります。
放置すると危険！
“歯周病と全身疾患の関わり”
お口の中で増えた歯周病菌やその毒素が血流を通じて全身に影響を及ぼし、心疾患や脳疾患、糖尿病の悪化、認知症、誤嚥性肺炎などのリスクを高めることがわかっています。さらに、妊婦の場合「早産」や「低体重児出産」のリスクが高まるという報告もあります。お口の健康は全身の健康に密接に関わっているため、歯周病予防はとても大切です。
糖尿病には歯周病治療
糖尿病と歯周病は
お互いを悪化させる関係
歯周病菌が出す毒素がインスリンの働きを弱め、血糖値を下がりにくくします。また、糖尿病は免疫力を低下させ、歯周病を悪化させます。歯周病を治療し毒素を排除することで血糖改善が期待できるとの報告もあります。当院では、日本糖尿病協会の登録歯科医として医科と連携し、糖尿病と歯周病の予防と治療に努めています。
日本糖尿病協会登録歯科医
当院では日本糖尿病協会の認定研修を修了し、日本糖尿病協会登録歯科医として登録されています。糖尿病・歯周病の患者さんに対して医科と連携し、糖尿病・歯周病の予防と治療につとめてまいります。
かがやき歯科の
“歯周病治療”
軽度の場合 歯周病の基本治療
中度以上の場合 歯周病の基本治療＋
必要に応じた治療
定期管理（健診 & クリーニング）について
ブラッシングでは、
すべての細菌を除去できない
深い歯周ポケットや歯並びの悪い部分の細菌はブラッシングで除去できません。また、治療後3〜4ヶ月で歯周病菌が再発することがあります。そのため、細菌が増える前に、歯の周囲のチェックや専門的なクリーニングを行い、口腔内の健康を維持し、歯周病の再発を予防します。
歯周治療の終了はゴールではなく スタート地点
ご自身の歯を長く使っていただくためにも治療が終了した後は定期的なメンテナンスをおすすめします。
患者様からの
“よくある質問”
歯周病と言われましたが、治療をしなかったらどうなるの？
歯周病は自然治癒することがありません。また、ひどくなるまで病気と自覚されることの少ない病気です。そのまま放置しておくとその歯の寿命が短くなるばかりか、健康な歯にも悪影響をおよぼし、お口の中全体が悪くなっていきます。 また最近では、全身疾患との関係も明らかになってきており、まさに「歯周病は万病のもと」とも言えます。
歯磨き剤や洗口液で歯周病が治せるの？
パッケージに『歯周病予防』と明記している歯磨き剤や洗口液の場合、予防効果はある程度期待できるかもしれません。しかし、『歯周病を治す』とはどこにも書いていないはずです。歯周病を完全に防いだり、治したりできるような夢の歯磨き剤や洗口液はありません。 まずはご自身にあった歯ブラシを使い、しっかり歯を磨くことが歯周病治療の第1歩です。
歯周病の治療はどのくらいの期間かかるの？
歯周治療は歯ぐきの治り方やブラッシングの状態を確認して、次のステップの治療へ移行します。 初期の歯肉炎であれば、比較的短期間で終了することもありますが、中度以上の歯周病の場合には病状の程度により比較的長期にわたる場合が多くなります。治療後も引き続きメインテナンスが不可欠で、定期的な受診が必要です。
喫煙習慣があると歯周病が進行しやすいの？
タバコが健康に対して有害であることは多くの人が認識しています。当然、喫煙が歯周病に及ぼす影響についても見過ごすわけにはいきません。 喫煙習慣があると、歯周病が発症・進行する頻度が2～9倍高くなり、歯周病細菌の数が2倍以上になることがわかっており、歯周病が進行しやすいと言えます。
当院は日本糖尿病協会登録
歯科医です
近年、歯周病は糖尿病の６番目の合併症と言われるほど、糖尿病と歯周病には密接な関係があると指摘されています。日本歯科医師会と日本糖尿病協会は、「日本糖尿病協会 登録歯科医制度」により、医科歯科連携を行い、患者さんの糖尿病・歯周病の予防・治療に努めています。
登録できるのは、糖尿病患者の歯科治療経験がある方、歯周病治療を積極的に実施している方で、日本歯科医師会および日本糖尿病協会の両会会員である歯科医師です。
「登録歯科医」は必要に応じて、糖尿病・歯周病を罹患している患者さんに対し、日本糖尿病協会を通じて「日本糖尿病協会登録医・療養指導医」の紹介を行っています。また、「登録医・療養指導医」から、歯周病を罹患している糖尿病患者さんを「登録歯科医」へ紹介することで、医科歯科連携を相互に図ることも目指しています。
滋賀県草津市 追分南2-1-9
9:00-18:00
水曜日のみ13:00-14:00は休診/
祝日のある週は木曜日診療
各種お支払い方法に対応！
※保険治療や少額のお支払いにもご利用いただけます。
